Webライター・編集者の仕事を探すのにおすすめのエージェント8選

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Webライター・編集者の仕事はクラウドソーシングでも見つかりますが、「なかなか単価の高い案件が見つからない」というのがネックでしょう。単価の高い案件を見つけやすいのは、「エージェント」を使って探す方法です。仕事を紹介するエージェントはたくさんありますが、Webライター・編集者の仕事を探すなら、どのサイトがいいのでしょうか?おすすめの8サイトを紹介します。

エージェント(人材紹介サービス)とは?

エージェントとは、仕事を探している人と、人材を求める企業をマッチングする仲介サービスです。

「こんな人材が欲しい」という企業に対して、登録されている人材の中から、スキルや実績のマッチした人を紹介します。仕事を探す人にとってエージェントは、「仕事探しの代行サービス」のようなものです。

企業側が人材を探すために費用を払って利用するサービスなので、仕事を探している人は「無料」で利用できます。

求人サイトとの違い

Indeedや求人ボックスなどの「求人サイト」では、自分で仕事を探しますが、エージェントは「担当者」が代わりに仕事を探してくれます

また求人サイトは通常、すべての案件が公開されていますが、エージェントは案件は全部もしくは一部の案件が「非公開」であることが一般的です。

企業によっては、求人募集していることを「世間に公表したくない」場合があります。エージェントなら、そのような企業からの案件も見つかることが期待できるわけです。

人材派遣との違い

人材派遣は、派遣会社と「雇用契約」をして活動しますが、エージェントとは雇用関係を結びません

エージェントを利用して仕事を探す人は、あくまでも「サービスを利用するお客」としての立場です。エージェントに登録しても、その会社に「所属」するわけではありません。

そのため複数のエージェントに登録し、並行して仕事を探してもらうことも可能です。

エージェント(人材紹介サービス)の種類

エージェントは、扱う案件や得意分野ごとにいくつかの種類があります。Webライターの仕事を探すのに利用できるのは、主に以下の3種類です。

  • 転職・総合系エージェント
  • フリーランス向けエージェント
  • クラウドソーシング系エージェント

転職・総合系エージェント

一つ目のタイプは、転職者向けで、さまざまな種類の案件を扱う総合的なエージェントです。

業界・職種を問わず、さまざまな仕事を扱っているため、Webライター・編集者の案件を見つけるためにも利用できます。

このタイプは基本的に正社員・契約社員・パートタイムなど、「雇用契約」の案件を中心に扱っていることが特徴ですが、雇用ではなく「業務委託」の案件を扱っていることもあります。

フリーランス向けエージェント

フリーランス向けの案件を扱うエージェントもあります。雇用契約ではなく、請負契約などの「業務委託」の案件に特化したエージェントです。

フリーランスは継続的に案件を獲得しなければ収入が減ってしまいます。そのため、安定して仕事をもらうための「営業代行」としてエージェント利用する人も多いです。

このタイプは「エンジニア向け」の案件を扱うエージェントが多いですが、Webライター・編集者向けの案件も扱っていることがあります。

クラウドソーシング系エージェント

3つ目は、クラウドソーシングを運営する会社のエージェントです。

自社のクラウドソーシングに登録している人材の中から、特に実績・スキルの高い人材をスカウトして企業に紹介するなど、「クラウドソーシングの発展型」のようなサービスです。

このタイプは「完全在宅(フルリモート)の仕事」が多いことが特徴で、エンジニア系を中心に扱っていますが、Webライター・編集者の仕事を扱っていることもあります。

Webライター・編集者がエージェントを利用するメリット

求人サイトやクラウドソーシングなど、他の方法で仕事を探す場合と比べて、エージェントの利用にはどのようなメリットがあるのでしょうか。Webライター・編集者にとっての主な3つのメリットを以下に解説します。

案件探し・営業の「手間」をカットできる

エージェントを利用する大きなメリットは「時間の節約」です。

Webライターの仕事を得るには、「営業活動」つまり案件探しをする必要があります。

Webライターは「一つの会社に長く所属する」ということは少なく、多くの場合、さまざまな会社から仕事を依頼され続けることで生計を立てます。仕事の依頼が来なくなれば収入がすぐにストップしてしまうので、営業をして仕事を獲得しなければなりません。

求人サイトやクラウドソーシングで探す場合でも、自分でうまく検索して、条件交渉などをする時間や手間が必要です。

エージェントを利用すれば、その活動を「代行」してもらえます。営業に時間を取られることがないので、本業に集中できるわけです。

「条件の良い案件」に出会いやすい

エージェントから紹介される案件は、自分で営業するよりも条件が良いものに出会える確率が高いというメリットもあります。

営業スキルの高い人なら自力で優良案件を見つけられますが、営業が苦手な人は「条件の良い案件」を見つけるのが難しいことがあるでしょう。

エージェントは営業のプロとして、優れた交渉スキルで「条件の良い案件」を見つけてくれることを期待できます。

優れたエージェントを利用すれば、「単価・報酬」などの条件はもちろん、大手企業の案件など「実績」として魅力的な案件にも出会える確率が高くなるのです。

仕事を探す人は無料で利用できる

エージェントは企業が人材を探すためにお金を払うサービスなので、仕事を探すために利用する人は料金が一切かかりません

フリーランス向けのエージェントでは、契約金額から「中抜き」されるような形でお金が流れることがあるため、ある意味で手数料を支払っているともいえますが、仕事を獲得しなければ一切無料です。

エージェントの注意点・デメリット

エージェントは良いことばかりではありません。Webライター・編集者が知っておくべき注意点やデメリットを以下に解説します。

初心者・未経験者には不向き

エージェントは、ある程度の実績・スキルがある人向けのサービスなので、Webライター未経験者には不向きです。

エージェントが扱うのは、「経験者向け」の案件が中心。初心者歓迎の案件はほとんどありません。

「何かのジャンルの記事を書いて納品したことがある」など、Webライターとして働いた実績が必要です。未経験の人は、クラウドソーシングなどで見つかる初心者向けの案件を利用して、まずは実績を作ることから始めましょう。

エンジニア向けエージェントと間違えないようにする

人材紹介エージェントは、扱う案件の種類ごとにさまざまな種類があります。特に「エンジニア向け」のエージェントが多いので、間違えないようにしましょう。

Webライターは「Web」と付くものの、IT分野・エンジニア向けの案件とは少し異なります。「Web系の案件を扱っています」というエージェントでも、「Webエンジニア」の案件ばかりでライターの案件は扱っていないことがあるので注意しましょう。

Web系のエージェントでも「Webライター・編集者・エディター」などのカテゴリがあるかどうか、確認してから登録してください。

以下より、Webライター案件を見つけやすいエージェントを紹介します。

Webライターにおすすめのエージェント一覧

種類別に、Webライター・編集者の仕事探しにおすすめのエージェント一覧表を以下にまとめました。サイト名から詳しい説明にジャンプできます。

「転職・総合」エージェント マスメディアン
リクルートエージェント
doda(エージェントサービス)
マイナビクリエイター
「フリーランス向け」エージェント ワークシップエージェント
レバテッククリエイター
「クラウドソーシング系」エージェント ランサーズエージェント
クラウドリンクス

「転職・総合」エージェント

マスメディアン

特徴
  • マーケティング・クリエイティブに特化
  • 出版系に強い

マーケティング職や、デザイナーなどのクリエイティブ職に特化したエージェントです。

「出版系」の仕事を多く扱っていることが特徴で、Webライター・編集者の仕事も多く扱っています。

Web・紙を問わず、ライター系の仕事を探している人におすすめのエージェントです。

リクルートエージェント

特徴
  • 案件数が豊富

こちらは業界トップクラスに案件数の多い大手エージェントです。

取り扱う案件数が多いことが特徴で、「クリエイティブ > 編集・ライター・制作管理」で検索すると、2022年6月の調査時点で「544件」の公開案件が見つかります。

同じリクルート系の転職サイトとして「リクナビNEXT」もありますが、こちらはエージェントではない一般的な求人情報サイトです。間違えないように注意しましょう。

doda(エージェントサービス)

特徴
  • スカウトサービスを並行して使いやすい

求人情報サイトとして有名なdodaにも、エージェントサービスがあります。

2022年6月の調査時点で「クリエイター・クリエイティブ職 > 編集・記者・ライター」で検索すると「225件」の公開案件が見つかります。

dodaに登録すると、エージェント以外にも「スカウト」「パートナーエージェント」の2つを並行して利用できるようになります。「スカウト」とは、プロフィールを公開するだけで企業からのオファーを得られるサービス。「パートナーエージェント」とは、dodaとパートナー契約をしている約400社のエージェントのこと。

一度会員登録をするだけで複数の情報源から求人情報を得られるので、効率的です。

マイナビクリエイター

特徴
  • Web・ゲーム・ITに特化

こちらも大手の転職エージェント。Web・ゲーム・IT系の案件に特化していて、Webライターや編集者の仕事も多く見つかります。

同じ系列で「マイナビエージェント」というサイトもあり、そちらでもWebライターの仕事を探せますが、Webライターの仕事を探すならこちらがおすすめです。

公開されている案件は「Web編集・コンテンツ企画 」のカテゴリーで検索できます。検索すると、2022年6月の調査時点で「91件」の公開案件がありました。

同系列で「マイナビ転職」というサービスもありますが、こちらは普通の求人情報サイトなので、案件を紹介してくれる機能がありません。

「フリーランス向け」エージェント

ワークシップエージェント

特徴
  • IT/Web系のフリーランス向け
  • 仕事マッチングサイトとしても使える

IT/Web系に特化したフリーランス向けエージェントです。デザイナーやエンジニアはもちろん、編集者やライターの募集もあります。

エージェントサービスを利用するには、まず「ワークシップ」というマッチングサービスへの登録が必要です。

そのままでも人材を探す企業とのマッチングができるプラットフォームとして使えますが、「エージェントサポートの申請」をすると、エージェントサービスとして利用できます。

レバテッククリエイター

特徴
  • Web・ゲーム系に特化
  • サポートサービスが充実

こちらはWeb・ゲーム系に特化したフリーランス向けエージェント。

Webデザイナーやディレクターの案件が多いですが、フリーワードで「ライター」と検索すると少、数ながらいくつかヒットすることがあります。

案件参画中のフォローや、福利厚生などのサポートサービスもあり、案件紹介だけではない手厚いサービスを受けられるエージェントです。

「クラウドソーシング系」エージェント

ランサーズエージェント

特徴
  • 週5日などフルタイム向けが多い

こちらはクラウドソーシングの「ランサーズ」を運営する会社のエージェントサービスです。

扱っている案件はエンジニア系が多いですが、こちらもフリーワードで「ライター」と検索するといくつかヒットすることがあります。

こちらは主に週5日などフルタイム向けが多いことが特徴です。副業向けの案件は PROSheet(プロシート)という別サイトが用意されていて、こちらでもWebライターの仕事が募集されていることがあります。

クラウドリンクス

特徴
  • 副業向けが多い

こちらはクラウドソーシングとして有名な「クラウドワークス」と同じ運営会社のエージェントサービスです。

こちらはフルタイムよりも副業向けの案件が多いく、編集者・ライター系の案件も扱っています。

まとめ

エージェントサービスは、Webライターや編集者として高収入を目指すために役立つサービスです。

プロの営業力・交渉力で案件を探してもらえるので、自力で探しているだけでは見つからないような大手企業の案件などにも出会いやすくなります。

仲介手数料などの料金は無料で、かかっても契約金額の一部が、依頼元の企業からエージェントに支払われるだけです。そのため、複数のエージェントに契約して、できるだけ多くの案件に出会うチャンスを増やすという方法もあります。

担当者がついて、いろいろと相談に乗ってくれることもエージェントの魅力です。ある程度の実績がある人なら、試しに利用してみても損はないでしょう。