Webサイトを作る方法は、沢山あるので、分類してまとめてみました。
正確な分類を心がけたら、大きく分けて3種類だけになりました!これでWebサイトの作り方の全体像が見えると思います。
Webサイト作成サービスを使う
いわゆる無料ブログサービスなどを利用した方法です。
ブログ形式に限らず、企業サイト・ホームページっぽいデザイン等、色々なタイプのWebサイトを作ることができるサービスもあります。
サーバーレンタルがセットになっている
最大の特徴はここですね。
サーバーレンタルがセットになっていて、サービスを提供する会社のサーバーを利用するので、自分でサーバーをレンタルする必要がありません。
ドメインについても、Webサイト作成サービスのドメインを利用するので、無料・もしくは料金込みになっています。
固定費一切なしで利用することも可能です。
独自ドメインも可能
独自ドメインにすることも可能です。
その場合、ドメイン代だけで済む場合と、それとは別に月額料金がかかる場合があります。
Webサイト・ブログ作成サービス一覧
ちなみに、「Jimdo」と「Wix」を、次に説明する「CMS」に分類しているネット記事もあります。
この2つは無料ブログサービスと比べてカスタマイズの自由度が高く、おしゃれなサイトが作れるので、確かに無料ブログ系のサービスとは雰囲気が違います。
とはいえ、違いはそれだけで、無料ブログ系サービスと同じようにサーバーレンタル代が不要(サーバー料金込み)になっているので、ここに分類しました。
CMSを使う
CMSとは
CMS(Contents Management System)=コンテンツ・マネジメント・システムの定義は、「IT用語辞典」によると、以下のとおりです。
CMSとは、Webコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報などを一元的に保存・管理し、サイトを構築したり編集したりするソフトウェアのこと。広義には、(Webサイトに限らず)デジタルコンテンツの管理を行うシステムの総称。
―「IT用語辞典」より
つまり、ホームページを作るためのソフトウェアなどのことですね。HTMLなどの知識がなくても、簡単な入力操作でWebサイトを作ることができます。
そういう意味では、無料ブログサービスなど「Webサイト作成サービス」も CMS の一種です。CMS とサーバーレンタルがセットになっているだけですね。
サーバーが必要
ですから、CMSを使ってWebサイトを作る場合、サーバーをレンタルするなどして、自分でサーバーを用意する必要があります。
サーバー代が必要ですが、自分でサーバーを選んで管理できるので、色々なメリットがありますね。
CMS一覧
今では「WordPress」など無料のCMSを利用している人が多いでしょう。大半は自分のPCではなくサーバー上にインストールするタイプです。
無料CMSの代表的なものは、以下のとおりです。
- WordPress(ワードプレス)
- Drupal(ドゥルーパル)
- baserCMS
- Bootstrap
ちなみに「WordPress.com」というサイトがありますが、それはサーバーがセットになっているWebサイト作成サービスなので、CMSの「WordPress」とは別物です。
通販サイトに特化したCMSもあります。代表的な、通販サイト用の無料CMSは以下のとおりです。
- EC-CUBE
- Magento(マジェント)
有料のCMSは、従来の「ホームページ作成ソフト」のイメージで、自分のPCにインストールして使うものが多いですね。
有料CMSの代表的なものは、以下のとおりです。
テキストエディタで作る
自力でプログラミングする
これが最も自由で、最も大変な方法ですね。
テキストエディタを使って、自分でコードを入力して作る方法です。
HTML や CSS、JavaScript などの知識が必要で、作るのも、管理するのも手間がかかります。
そのかわり、自分だけのオリジナルサイトを作ることができますね。
CMSに頼るにしても重要な知識
手間を考えると、ほとんどの人はCMSを使うと思います。
とはいえ、CMSを使っていても、たまに HTML や CSS の知識があったら便利な場面があります。
勉強として一度、自力でサイトを作るのもありかもしれません。
まとめ
Webサイト・ブログ・ホームページの作り方は、大きく分けて以下の3つです。
- Webサイト作成サービスを使う:サーバーレンタルと CMS がセットになっているサービス(無料ブログなど)
- CMS を使う:サーバーを自分で用意して、CMS を使ってサイトを作る(WordPress など)
- 全て自力で作る:サーバーを自分で用意して、CMS に頼らず、自力でコード入力する