クラウドソーシングでWebライターの仕事を探すコツ・選び方

クラウドソーシングではWebライターの仕事が多く掲載されています。クラウドソーシングは報酬が安すぎるから稼げない!なんて意見もありますが、そうとは限りません。案件をよく選べば、Webライターの仕事でもクラウドソーシングでそれなりの収入を得ることは可能です。この記事では、クラウドソーシングでWebライターとして稼ぐコツ・案件の選び方をまとめています。

クラウドソーシングのWebライターとは?よくある疑問

クラウドソーシングや、Webライターについて「よくある疑問」3つと、それぞれの解答を以下にまとめました。

そもそもクラウドソーシングとは

クラウドソーシングは、サイト上で仕事の「契約」「納品」「報酬の受け取り」ができるサイトです。

クラウドソーシングサイトが間に立ってくれるため、個人情報などのやりとりが不要で、未入金トラブルなどを防止できることなどがメリット。

在宅の仕事を扱っていることが多く、Webライターに限らずさまざまな職種の案件が登録されています。スキマ時間などを利用して稼ぐために向いていて、副業探しなどに多くの人が利用するサービスです。

主なクラウドソーシングサイトの例はこちら

「クラウドソーシングとは何か」について詳しくは、以下の記事にまとめています。

インターネットを使って在宅ワークをする方法―「クラウドソーシング」とは?

何を書く?どんな仕事がある?

クラウドソーシングではさまざまな「ライティング」の仕事が募集されています。その中でも「Webライター」に該当するのは、Webサイトの記事を執筆する仕事です。

企業が自社の商品・サービスを宣伝するために運営する「オウンドメディア」(企業ブログ)や、情報サイトとしてオリジナル記事を発信する「一次メディア」など、さまざまなWebサイトのコンテンツを作る仕事が、クラウドソーシング上で募集されています。

クラウドソーシングで見つかる仕事の種類について、詳しくはこちら

収入目安は?ほとんど稼げない?

クラウドソーシングは、なかなか稼げない!という感想もネット上で見かけます。

クラウドソーシング情報サイト「クラレポ」の調査によると、クラウドソーシングのライター66人のうち「月収7万~15万円」と回答したのは3人だけで、他の人はもっと低い収入です。

単価が低い案件も多くあり、うまく工夫しなければ大きく稼ぐことができないのは事実でしょう。

クラウドソーシングでの収入は「案件の選び方」によっても大きく変わります。選び方について詳しくはこちら

クラウドソーシングのWebライターの仕事内容

クラウドソーシングで募集されている「ライティング・記事作成」の仕事には、さまざまな種類があります。その中でも「Webライター」の仕事ができるのは、主に以下の3種類です。

ブログ・オウンドメディア記事の執筆

ブログ・Webサイトのコラム記事などを執筆する仕事です。

企業のオウンドメディアやブログ、ニュースサイトなど、掲載される場所はさまざま。

多くの場合、検索エンジンで上位に表示されることを狙う「SEO記事」を作成します。特定のキーワードで検索されることを想定して、「このキーワードで検索する人は、どんな情報を求めているか」を考え、それにマッチする記事を書く仕事です。

クラウドソーシングでは「オウンドメディア・ブログ記事作成」などのカテゴリーで見つけることができます。

インタビュー・取材記事の執筆

専門家やサービス利用者などに対してリモートで取材し、インタビュー記事を作る仕事です。

通常のライティングだけの仕事と比べてインタビューの手間はかかりますが、その分、単価は高いことが多くあります。

クラウドソーシングでは「インタビュー・取材記事作成」などのカテゴリーで募集されている仕事です。

編集・校正

文章の構成・企画を考える「編集」や、執筆された文章の誤字・脱字・情報の間違いなどをチェックする「校正」も、Webライターに関係する仕事です。

厳密にはWebライターの仕事ではありませんが、ライティングの仕事に必ず必要な工程です。Webライターとして経験を積んだ人が、編集・校正にキャリアアップすることもあり、Webライターの上司のような存在ともいえます。

同じプロジェクトで、ライターと編集・校正の両方が募集されていることも珍しくありません。

経験者向けの案件もありますが、クラウドソーシングでは「未経験OK」の案件も多くあります。カテゴリーの名称は「編集・校正・リライト」などです。

クラウドソーシングではココをチェック!Webライター案件の選び方

クラウドソーシングでは、案件を慎重に選ぶことが大切です。Webライターの案件を選ぶ際は、以下の4つのポイントをよく確認しましょう。

文字単価・1記事あたりの報酬は?

まず確認すべき点は1文字あたりの報酬(文字単価)です。クラウドソーシングの場合、1文字あたりの単価の相場は「0.5~1.5円」程度。

扱うテーマや難易度によっても相場は異なり、金融や医療など専門的な記事なら1文字あたり「3円」ほどになる場合もあります。1文字「10円」など、あまりにも高い場合は、合計100文字ほどの短い文章を作る仕事がほとんどです。

相場よりも単価の低い仕事は、できるだけ避けるようにしましょう。

具体的に「1文字=何円」と記載がなくても、記事の文字数目安と、1記事あたりの報酬額をもとに、およその文字単価を計算することが重要です。相場よりも単価の低い仕事は、できるだけ避けるようにしましょう。

時給にするといくら?

ライターの報酬を時給換算にするには、まず「自分の執筆スピード」を見極める必要があります。一般的な速さとしてはおよそ「1時間で1,000文字」。つまり1文字単価1円だと、時給1,000円ほどということになります。

仕事の詳細説明で「収入目安」が書かれていることがありますが要注意。収入目安は、大量に素早くかければという話で、多めに書かれていることが多いからです。必ず「文字単価」と「自分の執筆スピードでの時給換算」がいくらかを確認しましょう。

仕事の範囲はどこまで?

仕事の範囲つまり「どの工程を担当するのか」についても確認しましょう。Web記事の作成では、大きく分けて以下の3工程があります。

  1. 構成・見出し・タイトルを考える
  2. 執筆
  3. 画像の選定

1. 構成・見出し・タイトルを考える」作業では、興味を引くタイトルや、記事の大見出しと、その下に属する小見出しなどを考えていきます。いわゆるSEO(検索エンジン最適化)の知識が必要な作業です。

2.執筆」だけを担当する場合、すでに記事内容の大まかな構成や見出しが決まった状態で、そこに当てはまる文章を執筆していきます。

3. 画像の選定」は、記事に挿入する写真を「素材販売サイト」などで検索して選ぶだけの仕事ですが、短時間でうまく選ぶにはコツが必要です。

どの工程を担当するかによって、求められるスキルや、作業にかかる時間が変わってくるので、事前によく確認しましょう。

継続案件か?

継続的に書かせてくれるのか、それとも単発案件なのかもチェックする必要があります。

「単発案件を沢山こなせば稼げる!」というのはかなり難しい話です。案件ごとに書き方のルール(レギュレーション)が異なり、覚えるのが大変で、余計な時間がかかります。

また1つの案件が終わって、次の案件を探すまでに期間が空いてしまうと、その分の収入が少なくなってしまいます。

できれば1つの会社で継続的に執筆させてもらった方が稼ぎやすいでしょう。

「元請け」か「下請け」か

その案件は、作成した記事を掲載するメディア本体からの依頼なのか、それともメディアから依頼された下請け業者なのかを確認することも重要です。

以下のように、元請け・下請けにはそれぞれメリット・デメリットがあります

  • 下請け:単価が低くなりやすいが、継続的に仕事をもらいやすい
  • 元請け:単価が高くなりやすいが、短期で契約終了になりやすい

下請けは元請けの予算から中間マージンがとられしまう分、単価が低くなりやすいことがデメリットです。ただし多くのメディアと取引していることが多いため、案件が継続して供給されることが期待できます。

元請けの場合は単価が低くなりやすいというデメリットはありませんが、必要な記事の作成が終われば契約終了になるため、短期で仕事が終わってしまうことが多いのがデメリットです。

自分にどっちのタイプが合っているかを考えておき、契約する際は、その企業がどっちのタイプなのか確認しましょう。

Webライターの仕事が見つかるクラウドソーシングサイト

ライティング案件を探すのにおすすめのクラウドソーシングサイトを3つ紹介します。

Lancers(ランサーズ)

2008年からスタートしたサービスで、日本のクラウドソーシングサイトの先駆け的な存在です。

「ライティング・ネーミング」のカテゴリーでWebライターの案件が見つかります。文字単価がはっきり表示されていることが多く、Webライターの仕事を選びやすいサイトです。

また仕事の出品もできます。「こんな仕事ができます」という感じで、自分の提供できるサービスを出品し、購入者に仕事を納品するという使い方が可能です。つまりココナラなどのような「スキルシェア」の機能ですね。

一定の条件を満たすと福利厚生や税務サポートの優待などもあり、サービスの充実したクラウドソーシングです。

CrowdWorks(クラウドワークス)

CrowdWorks(クラウドワークス)は2012年からスタートしたサービスですが、ランサーズと並ぶ大手サイトです。

「ライティング・記事作成」のカテゴリーでWebライターの案件が見つかります。

こちらも福利厚生の優待や「クラウドカレッジ」という学習支援などがあり、付帯サービスが充実しています。

実績のある人には、ハイレベルな案件を紹介する「クラウドリンクス」というエージェントサービスへの登録スカウトのメッセージが来ることもあり、初心者から上級者まで利用しやすいサイトです。

サグーワークス

こちらはライターの仕事に特化したクラウドソーシングです。

サイト上に登録されている案件を選び、数回のクリックだけですぐに執筆開始。文章のアップロードまでサイト上で完結できるので、スキマ時間を使ってライターの仕事をするのに向いています。

ライターの「ランク制度」があり、上位ランクになるほど報酬が高くなる仕組みです。上位に行くためには、コツコツ実績を積む以外にも、登録してすぐに最上位の「プラチナライター」になるテストを受けるという方法もあります。テストに合格すれば、すぐに最高ランクの報酬を得ることが可能です。ただしプラチナでも「単価は1文字1円前後」が相場で、それほど高単価な仕事はありません。

初心者が文章力を磨くために便利なサイトです。

クラウドソーシングでWebライターをする際の注意点

クラウドソーシングでWebライターの仕事をするにあたって、事前に知っておくべき2つの注意点を解説します。

確定申告について把握しておく

どのぐらい稼いだら確定申告が必要かを、あらかじめ把握しておきましょう。

その基準の一つは「20万円」です。本業の給与所得がある人が副業でクラウドソーシングを利用する場合、1年間の副業収入が「20万円」を超えると確定申告が必要になります。

この基準を知っておけば、確定申告の手間を避けるために、「20万円より多く以上稼がないように注意する」などの工夫も可能です。

また確定申告の方法についても知っておけば、いざ必要になっても慌てずに済みます。詳しくは以下の記事を参照。

クラウドソーシングで副業すると確定申告が必要?基準と、手続きを楽にする方法を紹介

エージェントの利用も検討する

ライターの仕事を探す際は、「エージェント」も利用するのがおすすめです。

エージェントとは、仕事を探す人と人材を探す企業を結び付ける仲介サービス。登録すると、担当者が自分の代わりに、実績やスキルに見合った仕事を探してくれます。

クラウドソーシングよりも、ある程度の実績やスキルのある人向けのサービスですが、条件の良い案件や大手サイトの仕事を獲得しやすいことがメリット。

クラウドソーシングである程度の実績を積んだら、次のステップとしてエージェントの利用も検討しましょう。

どのエージェントに登録するか選ぶ際には、Webライター向けの仕事を扱っているエージェントを選ぶように注意してください。

まとめ

クラウドソーシングでWebライターの仕事を探す際には、以下の点をチェックしながら仕事を選びましょう。

以上の点に注意して賢く仕事を選べば、クラウドソーシングでも効率的に稼ぐことができます。

Webライターが使いやすいクラウドソーシング3つを紹介しましたが、最初のうちはいくつかのサービスを併用して、比べてみてもよいでしょう。ある程度の実績ができたらエージェントも利用して、できるだけ単価アップを目指すことも重要です。