副業で広告収入を得る方法まとめ|ブログ・SNS・アプリなど種類ごとに解説

当サイトではアフィリエイト広告を使用しています。

個人でも「広告収入を得る方法」はたくさんあります。ブログやSNS、オリジナルのアプリなど、使えるサービスもさまざま。利用できるWeb広告の種類と、広告収入を得られるビジネスモデルの種類を紹介し、「いくらぐらいの収入になるのか」の目安も解説します。

広告収入を得られる副業とは?よくある疑問

広告収入を得られる副業とは何なのか、仕組みや収入目安について見ていきましょう。

広告収入をもらえる仕組みは?

Web広告を掲載する「メディア側」になることで、広告収入を得られます。

個人でもブログやSNS、動画投稿サイトなどを使えば、「メディア側」になることが可能です。お金の流れる仕組みは以下のとおり。

  1. Web広告で商品・サービスを宣伝したい広告主が、仲介業者の「ASP」や「アドネットワーク」に広告費を支払う。
  2. 仲介業者は、Web広告を掲載する「メディア」を探して、広告を掲載してもらう。
  3. 広告を掲載したメディア側に、広告費の一部が支払われる。

どのくらいの収入になる?

副業を始めてすぐに大きな広告収入を得ることは難しいです。

広告収入は、「広告が表示される回数」に応じて大きくなりますが、表示回数を増やすには時間がかかります。

広告の種類や、掲載する場所によって異なりますが、最初の3カ月ほどは「月100円」に満たないことも珍しくありません。

基本を押さえて、適切なコンテンツを多く作ることができれば、「月5万円」は誰でも達成できる金額です。効果的に外注するノウハウと予算があるなら、「月100万円」も不可能ではありません。

収入目安について詳しくはこちら

収入を得られるWeb広告の種類

広告収入を得るために利用できるWeb広告には、いくつかの種類があり、それぞれ使い方が異なります。主な2種類のweb広告について、違いを知っておきましょう。

アフィリエイト広告

特徴
報酬単価の高さ
(5.0)
収入の安定性
(3.0)

アフィリエイト広告とは、「成果報酬課金広告」のことです。広告から申し込みや購入などの「成果」が発生したときにだけ広告費が発生するタイプのWeb広告。

1回の申込み発生で「1,000~1万円」など、成果で得られる報酬単価は高めで、うまく利用すれば比較的すぐに収入を得やすい広告です。ただし紹介する商品やサービスを提供する企業の都合で広告の配信が終了すると、一気に収入が下がることがある点がデメリットです。

アフィリエイト広告で収入を得る方法について詳しくは、以下の記事を参照してください。

アフィリエイトとは?副業の始め方と、おすすめASP・広告配信サービス紹介

アドネットワーク広告

特徴
報酬単価の高さ
(1.0)
収入の安定性
(5.0)

アドネットワーク(Ad Network)とは、ディスプレイ広告や動画広告など、「さまざまな形式のインターネット広告」をブログやSNS、アプリなどに一括で配信する仕組みです。

主なアドネットワークとして、以下のサービスが知られています。

  • Google広告
  • Facebook広告
  • Twitter広告

これらの多くは宣伝のために「広告を出す側」として利用されるため、「広告収入を得るため」には使えない部分が多くありますが、「Google広告」は例外です。

Google広告には、メディア側として広告収入を得るために利用できる「Googleアドセンス」や「Googleアドモブ」というサービスがあります。

アフィリエイト広告とは異なり「広告がクリックされると課金」「広告が表示されただけで課金」など、成果につながる条件のハードルが低いタイプの広告を多く配信しています。

ただし「クリック1回で20~30円」や、「1,000回の表示で50~100円」など、アフィリエイト広告と比べると報酬単価は低め。とはいえ常に新しい広告が自動的に供給されるため、収入が安定しやすいことがメリットです。

詳しくは以下の記事を参照してください。

アドネットワークで収入を得る方法とは?アフィリエイトとの違いと配信サービスまとめ

広告収入を得る副業のやり方・ビジネスモデル4種

広告収入を得られる副業のやり方はいくつかありますが、大きく分けて以下の4種類に分類できます。

Webサイト・ブログ運営

オリジナルのWebサイトやブログを作って広告収入を得る方法です。

アフィリエイトやアドネットワークなど、利用できる広告の種類が豊富。SNSやネットショップなどと「組み合わせる」こともできる柔軟性の高いビジネスです。

今ではWordPress(ワードプレス)など便利なツールがあり、初心者でも簡単にWebサイトを作れます。Webサイトの作り方については以下の記事を参照。

【個人向け】Webサイト・ブログの作り方の種類は3つ!それぞれのメリット・デメリットを比較

効果的に収入を得るコツについては以下。

SNSアカウントの運営(インフルエンサーなど)

Twitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)などのSNSで広告収入を得ている人もいます。

そのままでは広告収入を得られない仕組みですが、通販サイトのアフィリエイト広告など、SNSでも使える広告を「貼り付ける」ことで収入を得られます。

Instagramでは広告の貼り付けが禁止されていますが、「広告を貼った自分のWebサイト・ブログ」に誘導するという使い方が可能です。

また「インフルエンサー」と呼ばれるほどに人気が高まると、企業からの「宣伝依頼」や「コラボ企画」などの話が来て、そこから広告収入につながるというパターンもあります。

広告収入つき投稿サイト・アプリの利用(YouTubeなど)

自分で広告を貼るのではなく、「広告収入を得られる機能が付属しているサービス」を使うという方法もあります。

代表的なサービスはYouTubeです。他にも、アルファポリスカクヨムなどの「漫画・小説の投稿サイト」の中にも、広告収入を得る仕組みを用意しているものがあります。

いずれも投稿してすぐに収入につなげることは難しく、動画や小説などのコンテンツを「定期的に投稿」し続け、多くの再生・アクセス数を得なければ安定した収入を得ることはできませんが、クリエイターとして自由に活動できる点がメリットです。

オリジナルアプリの運営

スマホ・タブレット用の「アプリ」を作って広告収入を得るという方法もあります。

iPhone・iPad向けの「App Store」や、Android向けの「Google Play」で配信するアプリを作って配信するという方法です。

無料のアプリでも、前述の「Googleアドモブ」などを利用して収入を得られます。

ゲームアプリや、日常で使える便利アプリなど、アイデア次第でさまざまな可能性があるジャンルです。

広告収入の目安

参考までに、広告で「毎月どれぐらいの収入」をもらえるのか、上記で紹介した種類ごとに紹介します。

Webサイト・ブログ運営の広告収入

Webサイトやブログに「アフィリエイト広告」を貼って収入を得る場合、1~2年ほど運営して「1カ月あたり3万~5万円」ほどが目安です。

アフィリエイトマーケティング協会の調査」によると、アフィリエイトを「1年以上2年未満」続けている人のうち、1カ月の収入を「3万~5万円未満」と回答した割合は、最も多い「25.00%」。とはいえ「50万円以上」と答えた人も「21.93%」で、多く稼いでいる人もいることが分かります。

同じ1年以上2年未満でも、その間に「何ページの記事を公開したか」によって結果は大きく異なります。外注化して質の良い記事を大量に公開すれば、1カ月に100万円以上を稼ぐことも不可能ではありません。

Twitterの広告収入

Twitterで、企業から依頼されて「PR投稿」をする場合の収入は、1回の投稿で「1フォロワーあたり1円」が相場です。

Twitterの場合は「フォロワー5000人」ほどなら「こちらからフォローする」ことでだれでも到達できますが、それ以上を目指すには、定期的な投稿や他のユーザーとの交流などの継続的なSNS活動が必要です。

とはいえ、Twitterでアフィリエイト用のWebサイト・ブログを宣伝して収益化すれば、フォロワーが少なくても収入を得ることができます。この場合の収入目安は「Webサイト・ブログ運営の広告収入」とほぼ同じです。

YouTubeチャンネルの広告収入

YouTubeの広告収入は、ユーチューバー事務所「UUUM」の決算資料を参考に計算すると、1再生あたり0.3円ほどが目安。つまり「1万回再生されて3000円」の収入になる計算です。

毎月安定して再生されるには、定期的に動画をアップすることや、「チャンネル登録者数」を増やすことなどが求められます。

さらに動画の「概要欄」にアフィリエイト広告のリンクを貼れば、上記の目安よりも多く稼ぐことは可能です。

アプリ運営の広告収入

無料アプリの広告収入は、1カ月あたり「1ダウンロード1円前後」が目安です。

モバイルアプリ向けの広告を配信する「nend」の調査によると、アプリによる広告収入の平均は「月額4万4,000円」とのこと。

安定収入を得るには、ダウンロード数を増やすだけでなく、定期的に使ってくれる「アクティブユーザー数」を増やすことがカギを握っています。

無料アプリで表示する広告には「アドネットワーク」が使用されるのが一般的です。

アドネットワークで収入を得る方法とは?アフィリエイトとの違いと配信サービスまとめ

まとめ

広告収入を得る副業は、軌道に乗るまでに時間や手間がかかりますが、公開した記事や動画が一種の「資産」となり、長期的に収入を生み出してくれることがメリットです。

一つ一つのコンテンツが1カ月に生む広告収入は少ないとしても、その数が多くなれば、毎月の安定した収入も実現できます。

収入を得るために利用できる広告は、主に「アフィリエイト広告」と「アドネットワーク広告」の2種類。自分の得意なコンテンツや、利用するサイト・アプリに合わせた広告を選んで、効果的に利用していきましょう。