Webサイトの運営において、SSLは必須になってきていますね。
独自SSLにしようと思うと、以前はけっこうお金がかかりましたが、最近は無料で提供するサーバーが増えています。
この記事は、独自SSLが無料で利用できるレンタルサーバーをまとめています。
前提として、独自SSLって何?なぜ必要か?という話も、一応まとめておきます。
独自SSLとは?
情報を保護する仕組み
ひと昔前は、ネットで買い物をするときに「保護されたページに移動します」というようなメッセージが表示されました。
「保護されたページでは、クレジットカード情報・個人情報などを入力しても、情報が漏れないように守られるんだな」と安心して、買い物ができるわけです。
このように、入力する情報を、他の人に読み取られないように保護する仕組みが「SSL」です。
ちなみに、SSLで保護されたページは「https://」から始まります。保護されていなければ「http://」です。
最近ではサイト全体がSSL対応した、「常時SSL」が増えています。
それで最近、「保護されたページに移動します」というメッセージが少なくなっているんですね。
独自SSLと共用SSLがある
この記事で主に考えるのは「独自SSL」ですが、「共用SSL」というものがあります。
「共用SSL」は現在ほとんど使われていません。
簡単に言うと、独自SSLは独自ドメインで利用できて、共用SSLは、独自ドメインでは使えないということです。
なぜ重要?―SEOに影響するから
サイトにSSLを導入しているかどうかが、SEOに影響します。そのことは、Googleが公式に発表しています。
今後は、httpsが標準になっていくと思われます。
取り残されないためにも、早めに導入したほうがいいでしょう。
独自SSLが無料のおすすめレンタルサーバー
サーバーは安定性(実績)と月額費用のバランス、そしてこの記事のテーマである、独自SSLが格安・無料で利用できるかどうかで比較するのがいいと思います。
おすすめのサーバーは以下の3つです。
LOLIPOP!(ロリポップ!)
LOLIPOP!(ロリポップ!)は、2017年7月に独自SSL無料サービスを開始しました。
月額料金が2種類ありますが、6か月以上の契約をすると安い方の料金になります。
「ライトプラン」だと、月250円でレンタルできますね。最安クラスだと思います。
プラン名 | 月額料金(税抜) | ディスク容量 | 独自ドメイン数 |
ライト | 250円 or 300円 | 50GB | 50 |
スタンダード | 500円 or 600円 | 120GB | 100 |
エンタープライズ | 2,000円 or 2,300円 | 400GB | 無制限 |
別途、初期費用として1,500円(税抜)が必要。(エンタープライズは2,000円)
↓詳しくはコチラ
XSERVER(エックスサーバー)
安定性などの評判がトップクラスのサーバーですね。おすすめサーバーを調べると、かなりの確率で XSERVER(エックスサーバー)をすすめていると思います。
サイトを量産する予定なら、ここがベストかなと思います。
独自ドメインが無制限で使えますし、ディスク容量も多いです。
月額料金に幅がありますが、36ヵ月契約をすると最安になります。
プラン名 | 月額料金(税抜) | ディスク容量 | 独自ドメイン数 |
X10(スタンダード) | 900円~1,200円 | 200GB | 無制限 |
X20(プレミアム) | 1,800円~2,400円 | 300GB | 無制限 |
X30(プロ) | 3,600円~4,800円 | 400GB | 無制限 |
別途、初期費用として3,000円(税抜)が必要
詳しくはコチラ↓